命日・・・
とっても久しぶりの投稿が「命日」のお題です。
数日前・・・私の父の命日でした。
海の男でしたから、父らしい命日なのです。
後何年かすると・・・30年にもなってしまう。
50代半ばで逝ってしまった父。
子供の頃の記憶は遊んだ記憶というのが・・・
ほとんどなく・・・
怒られた記憶もない。
ただ・・・親やきょうだいを大事にしてる。そして・・・
私の弟を溺愛してた父でした。
それは母も一緒でした。
跡取り息子という事で可愛がってたのか?
それにしても溺愛し過ぎだろ??と言わずにはいられないのです。
この事が私達にとってどれだけ影響あったのか?
悪い意味でも、良い意味でもですね。
季節の良い時には船に乗って仕事をし・・・
冬場などは丘へ上がって、いろんな仕事をしてました。
そして週末は・・・私の嫌いなギャンブルへ行くわけですよ(>_<)
それは自分が好きって事もあったようだけど・・・
後で聞いた話では、生活の為だったと言うのです。
子供4人を育てるのは大変だったと思います。
しかし・・・なぜ父は会社員にならなかったのか??
この疑問に弟は「親父は会社に勤めるのが嫌だったからだよ!」
・・・なるほど・・・そこか〜(^_-)-☆
父の両親(私達の祖父と祖母)がいたおかげもあり、私達はなんとか生活出来てたみたいなのですよ。
偏食で甘いものが大好物。特にお饅頭が。
お酒は飲めず、よ〜く小説の本を読んでました。
病院も嫌いで、風邪をひけばよく唸ってた父。
もの凄い腹痛に襲われて救急車で運ばれた5年後には・・・
吐血して、末期の癌になってました。
親よりも先に逝く子供ほど、親不孝な子供はいないと祖母は泣きながら・・・
言ってました。母は体が弱かったので父の看病は出来ませんでした。
数か月間の闘病生活で一番よく看病したのは弟でした。
夏がくると・・・やはり父の事を思い出しますね・・・特に。
父の年齢に後少し・・・
この30年近くはあっという間で・・・
もし健在ならば80歳は過ぎてる父と・・・
今ならばどんな話が出来るのだろう?
そんな事をふと考えながら・・・
久しぶりの投稿でした。